注射・点滴療法
治療について
●プラセンタ注射(筋肉注射) 胎児の成長に不可欠なヒトの胎盤から抽出したプラセンタ(胎盤)エキスの注射です。各種栄養素や生理活性物質が豊富に含まれています。プラセンタの最大の特徴として、「自然治癒力」の増大があり、カラダの不調を慢性化させない自然薬として注目を集めています。また、肝炎と更年期障害に対する保険適用が厚生労働省から許可されている副作用の少ない医薬品を使用しています。
◎プラセンタ注射の主な効果・効能
〇自律神経調節作用
〇基礎代謝向上作用
〇免疫賦活作用
〇抗疲労作用
〇抗アレルギー作用
〇血行促進作用
美肌美白などの美容効果を得るためには、1~2週間おきに継続して受けて下さい。
献血を予定されている方、臓器移植の提供者を希望されている方は注射をお断りしております。
●にんにく注射(筋肉/静脈注射) にんにく成分に豊富に含まれるビタミンB1の注射です。筋肉注射では10mgもしくは20mgのチアミン、静脈注射では25mg(アリナミンドリンク5本分に相当)・50mg(10本分に相当)・100mg(20本分に相当)のフルスルチアミンを投与します。
◎にんにく注射の主な効果・効能
〇疲労回復、虚弱体質の改善
〇肌荒れ・にきび
〇肩こり、冷え性
〇二日酔い改善
注射時間は5分程度です。
効果に持続性のある筋肉注射と、即効性のある静脈注射を選択いただけます。
静脈注射の投与量は初めての方は25mgからになります。
注射後10~15分程度、にんにく特有のにおいが鼻や口内に残ります。
毎日でも注射可能です。
●美白点滴「Maro’s ホワイト」(静脈からの点滴投与) 健康や美容の維持に欠かせない3つのアミノ酸が連なったペプチドであるグルタチオン(800mg)とビタミンC(1000mg)の点滴です。
◎美白点滴の主な効果・効能
〇メラニン生成抑制作用による美白効果
〇強力な抗酸化作用によるエイジングケア
〇解毒作用による有害物質のデトックス効果
〇二日酔い改善
〇肝機能改善
点滴時間は15分程度です。
充分な効果を得るためには、週2回×5週間(10回)以上の投与が必要です。
レーザートーニングやフォトフェイシャル、ケミカルピーリングとの併用でより強い美白効果が期待できます。
●ビタミンカクテル注射(静脈注射) にんにく注射のビタミンB1(チアミン20mg)+ビタミンB群(B2・B6・B12)+ビタミンC(アスコルビン酸500mg)の注射です。
◎ビタミンカクテル注射の主な効果・効能
〇にんにく注射の効果
〇眼精疲労
〇腰痛や肩こり
〇美容効果
〇かぜのひき始め
注射時間は5分程度です。
毎日でも注射可能です。
●二日酔い点滴 アルコール分解に必要なビタミンB1、アミノ酸、ブドウ糖、解毒作用のあるグルタチオン、肝庇護効果のあるグリチルリチンの点滴です。
◎二日酔い点滴の主な効果・効能
〇二日酔いの緩和
〇飲み会前に点滴すると二日酔い予防の効果があります
点滴時間は20分程度です。
飲み会前や二日酔いの朝に。
●NMN点滴
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)はもともと体内に存在しており、ビタミンに近い性質の物質です。しかし加齢とともに次第に体内から減少し、そのことにより身体機能の低下といった老化が進んでいくと考えられています。
NMNは体内に取り入れるとNAD+という物質に変換されます。長寿遺伝子『サーチュイン遺伝子』の活性化にはNAD+が必要ですが、NAD+は10代後半をピークに次第に減少していき40代ではピーク時の半分程度にまで減少します。
NMNの不足は全身機能の低下を招き、見た目の若々しさと健康が失われていくことに直結するといわれており、効率よく摂取する方法としてNMN点滴があります。
◎期待できる効果
〇肌のツヤや肌理のアップ
〇シワなど年齢肌の改善
〇ホルモンバランスの安定化
〇思考力、集中力の向上
〇抗疲労効果
〇安眠効果
〇基礎代謝の向上
〇眼精疲労の回復など
◎受けることができない方
〇妊娠中、授乳中の方
〇極度の体調不良の方
〇重度の慢性疾患がある方
〇腫瘍性の病気がある方
〇けいれん発作の既往がある方
〇この治療で不具合を起こしたことのある方
◎起こりうる副作用 投与部分や腋下に血管痛が起こる可能性があります。重大な副作用はほとんどありませんが、体質に合わない場合は頭痛や吐き気、稀にアナフィラキシーショック(重症)を起こしてしまうことがあります。
◎用 法 1回の点滴で疲労回復など何らかの効果を認めますが、健康維持や老化予防が目的の方は1回300mgを1~4週間おきに投与することで効果を維持できます。
◎点滴後の注意 シャワー浴は当日から、入浴は翌日から可能です。身体を過度に温めると腫れや赤みの原因となるため、長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒などはお控えください。
- ◼︎ 本治療に用いる未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。院内調剤(一部外部委託)として適法に調剤しています。日本では、未承認医薬品を医師の責任において使用することができます。
- ◼︎ 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。(代用できる国内承認医薬品はありません)
- ◼︎ 主要な欧米各国で承認されている国はありませんが、ワシントン大学医学部を始めとして、臨床試験(二重盲検無作為化試験)が開始されています。日本では、慶応大学医学部のグループが臨床試験を行い、ヒトに安全に投与可能であると結論付けています。現時点では、重大な副作用の報告はありません。
●治療方法・費用
注射・点滴療法のご注意
※注射・点滴療法では、注射部位に発赤や腫れ、疼痛、内出血などをおこすことがあります。
※使用する医薬品が体質にあわない場合や、アレルギー反応をおこす可能性もあります。
※治療効果には個人差があります。