ニキビ・肌荒れについて
治療について
ニキビは皮膚の疾患です。日本では90%以上の人が罹患する毛穴にできる皮膚疾患で、正式には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)といい、皮膚科で治療できます。治療効果の高い外用剤が保険治療の適応となり、抗菌剤や保湿剤、ビタミン剤、漢方エキス剤との併用でたいていのニキビは保険診療で治療できるようになりました。ニキビが再発を繰り返す場合には、グリコール酸と乳酸のケミカルミーリングを2週~4週に1度おこない余分な角質層を取り除き、、ターンオーバーを促進させてニキビのできにくいお肌へ改善していきます。高濃度ビタミンCをお肌から浸透させるエレクトロポレーションも繰り返し行なえば、抗酸化作用によるニキビ予防やニキビ跡の赤黒い色素沈着に効果があります。 難治性の大人ニキビにはフォトフェイシャルm22『ニキビ治療専用フィルター』で治療をおこないます。
紫外線やアレルギーによる皮膚症状、皮膚の乾燥、化粧品かぶれなど、肌荒れでお悩みの方もご相談ください。 保険診療による各種アレルギー検査や治療もおこなっています。
●治療方法・費用
- ● 保険診療による治療
- ケミカルピーリング
- エレクトロポレーション
診療についてのご留意事項
ニキビや皮膚炎、皮膚腫瘍などの皮膚疾患は、保険適応となる治療と自費治療があります。
当院は保険取扱医療機関ですので、ご来院の際は念のため保険証をご持参ください。
また診察結果により、詳しい検査や手術が必要と判断した場合、適切な治療を受けられるよう近隣医療機関と連携体制をとっております。
レタッチピール PYR-88について
レタッチピールとは
レタッチピールは、グリコール酸、ピルビン酸、マンデル酸、乳酸を約40%配合しながらも、pHを2.7に抑え、気になる乾燥やくすみ、小ジワや毛穴の黒ずみなど、肌質改善に効果が期待でき、過度な痛みを与えない美肌ピーリング施術です。
また、美容医療の施術に不安を感じるお客様にも、安心してお受けいただける施術です。
●レタッチピールはこんな方におすすめです
- 肌質を改善したい
- お肌の乾燥が気になる
- 小じわが気になる
- お肌のくすみ・シミを改善したい
- お肌のハリが気になる
- 顔のテカリ・脂っぽさを改善したい
- 毛穴の黒ずみが気になる
●レタッチピールの特長
日本人(アジア人)の敏感な素肌に対する、安全性と有効性を考え、ピーリング製剤の成分を厳選配合しました。
ピーリングコンプレックス
≪酸性成分≫
- ■グリコール酸 20%
- ■乳酸 2.7%
- グリコール酸、乳酸等のAHAを継続的に皮膚へ塗布することにより、角層水分量の増加が期待されます。
- ■ピルビン酸 15%
- ■マンデル酸 3%
- 他の酸と比較して親油性を示す成分であり、毛穴詰まりへの効果が期待されます。
スキンリペアコンプレックス
≪美肌成分≫
- ■パンテノール(ビタミンB5)
- コエンザイムA を活性化し、ターンオーバーを正常化することで、バリア機能の改善が期待されます。
- ■NMN(ニコチンアミドヌクレオチド)
- ■ナイアシンアミド(ビタミンB3)
- ナイアシンアミドの中間前駆体であるNMNは、細胞内ミトコンドリアを活性させ、また、メラノサイトでのメラニン生成を大幅に減少させることにより美白効果が期待されます。
- ■シアノコバラミン(ビタミンB12)
- 細胞における一酸化窒素の生成を抑制すること、また、IL-6 産生を抑制することで、抗炎症作用が期待されます。
●『レタッチピール」(PYR-88)』
主な施術の流れ
「レタッチピール」は、お肌の刺激感を確認しながらピーリングを行いつつ、十分な効果が得られるように、3回に分けて塗布を重ねていきます。
- ① カウンセリング
- ② クレンジング・洗顔
- ③ 1回目製剤塗布
- お肌状態を確認しながら、医師の判断により回数・時間を調整します。
- ④ 2回目塗布
- ⑤ 3回目塗布
- ⑥ ふき取り
- ピーリング剤をふき取っていきます。
- ⑦ 洗い流し
- ⑧ 保湿ケア
- 最後にしっかり保湿ケアして終了です。施術後すぐにお化粧もしていただけます。
主なリスク・副作用
- 術中、赤み、ヒリヒリ感、灼熱感を感じる場合があります。
- 施術後、赤み、ヒリヒリ感、かさぶた、腫れ、肌の乾燥、皮剥けが生じる場合があります。
- お肌の状態によりタンパク質の変性により角質が白く浮き上がる場合がございます。
- 効果には個人差があります。
●治療方法・費用
マイクロニードリング ダーマペン4について
治療について
ダーマペン4による『マイクロニードリング』は、極小の穴を一時的に作ることによってお肌の再生力を向上させ、ハリや弾力、ニキビ跡や肌の凹凸、毛穴をよりなめらかにしていきます。さらに皮膚に細かい傷がついているところに成長因子やピーリング剤など、目的に応じた成分を導入することでより高い効果が期待できます。
●治療効果
- 1回でも効果が期待できますが、一度の施術で劇的な変化がみられる治療ではありません。
- より高い効果を望む場合には通常4~6週間で繰り返し施術を受けることをおすすめします。
- エイジングケアの場合は定期的に3~6回程度、ニキビ跡の改善には5~10回程度を目安にして施術を受けてください。
●よくみられる治療後の症状
- ■赤み
- 治療後、赤みや発疹、掻痒感が生じることがあります。赤みは1~2日で治まりますが、針の刺入深度が深い場合、1週間ほど続く場合があります。
- ■ヒリヒリ感
- 肌がヒリヒリしますが、2日程度で落ち着きます。
- ■針跡
- 施術による針穴はとても小さい穴(傷)ですが、傷が治りにくい方などは跡(瘢痕)が残ってしまう可能性があります。
- ■皮むけやザラつき感
- 施術後3~7日目に表皮がポロポロとむけてくる場合があります。一時的にお化粧のりが悪くなります。
●治療の流れ
- ① 洗顔・診察
- メイクを落とし、お肌の状態を確認、治療の詳細を説明します。
- ② 麻酔クリームの塗布
- 麻酔クリームを塗り30分以上お待ちいただきます。
- ③ マイクロニードリングの施術
- 麻酔クリームを拭き取り消毒後、導入美容液を塗りながらダーマペンを打っていきます。
顔全体で20分適度です。 - ④ クールダウン
- 保湿&鎮静パックを10分おこないます。
- ⑤ 治療終了
治療後の注意
- 治療後に日焼けをするとシミになりますので、日焼けには十分注意してください。
- 治療後は肌が乾燥しやすくなるため、十分な保湿をしてください。
- 治療後6~12時間は洗顔や保湿剤、日焼け止めの使用は控えてください。
※レーザー治療直後から使用できる日焼け止めやクリームなどの化粧品は使用可 - 当日はシャワー浴で、飲酒や運動は赤みが強まるので控えてください。
- 翌日からメイクは可能です。
- ハイドロキノンやレチノールを含む化粧品の使用は、施術後1週間したら再開してください。ピーリング作用のあるものも同様です。
治療が受けられない方
- 超敏感肌の方
- 妊娠中・授乳中の方
- 膠原病の方
- ケロイド体質の方
- 重度の皮膚炎やニキビがある方
- 麻酔薬アレルギーのある方
- 使用する薬剤で過去にアレルギー反応が出た方
- ヘルペスなどの皮膚感染症のある方
- 鼻にプロテーゼを留置している方
注意が必要な方
- 金属アレルギーのある方
- 肝斑のある方
- トレチノインを使用している方
- 抗血小板薬(バイアスピリンなど)や抗凝固薬(ワーファリンなど)服用中の方
●治療方法・費用
ミラノリピールについて
治療について
ミラノリピールは、肌のハリ・キメの粗さ・目元や口元の小じわ・ニキビ・ニキビ跡・皮膚乾燥の改善を目的として、親油相と親水相の二相のピーリング剤を肌に塗り、①コラーゲンブースター(グリシン・プロリン・ヒドロキシプロリン・ビタミンC)、②皮膚再生(γアミノ酸・アルギニン・リボフラビン)、③剥離と活性(トリクロロ酢酸・ラクトビオン酸など)、④保湿と浸透性(スクワラン・ミリスチン酸イソプロピル)をもたらし、肌質を改善する治療です。肌の状態により異なりますが、症状に応じて1~3週の間隔で5~6回おこなうのが効果的です。
その後、改善した肌状態を保つためには、月1回継続しておこなうのが理想的です。
●治療の注意事項
- 前日から施術箇所の脱毛やシェービングは避けてください。
- 施術部位に外傷やヘルペスなどの皮膚感染症がある方/2週間以内に他院でピーリング施術を受けた方/ピーリング効果の強い薬品・化粧品を常用している方/妊娠している方、妊娠の疑いがある方/糖尿病の方/トリクロロ酢酸アレルギーの方/ラテックスアレルギーの方、以上に該当する場合は施術をお控えください。
- 個人差はありますが、部位や症例によっては炎症・つっぱり感・発赤・わずかな腫脹を伴う場合があります。
- 施術後に、腫れや赤みを伴う場合がありますが、2~5日程度で改善していきます。
- 施術後、翌日~数日後に薄い皮むけが起こる場合があります。表皮のターンオーバーが促進されていることが原因ですので、無理にこすらないようにしてください。1週間程度で改善してきます。
- 施術後すぐに洗顔・お化粧することができますが、顔をこすらず泡で洗顔するようにご注意ください。
※効果には個人差があります。
●治療後のお願い・ケアについて
- 日焼け止めを治療当日より必ず使用してください。
- 治療後1週間、長時間紫外線にあたることはお避けください。
- 皮膚に刺激感、ほてり感、つっぱり感・発赤・腫れが残っている場合、ピーリング効果のある化粧品や石けん(スキンピールバー)、ニキビ治療の外用薬(デュアック・ベピオ・ディフェリン・エピデュオなど)のご使用はお避けください。
- 皮膚をひっかく、強くこするなどの物理的刺激を与えることはお避けください。
●治療方法・費用
レチノールピールについて
治療について
レチノールピールはエイジングケア(しみ・しわ・かさつきなど)やニキビケア(色素沈着を起こしたニキビ跡にも)に効果があります。
●レチノール《ビタミンA》の皮膚に対する効果
- ピーリング(角質剥離)作用があります。
- 肌細胞の分裂増殖を促し、肌再生を促進します。
- 皮脂腺の働きを抑え皮脂分泌を抑制することでニキビを予防します。
- コラーゲン生成を促し、皮膚にハリがでることで小じわが改善します。
- ヒアルロン酸の産生を促し、肌がみずみずしくなります。
●レチノールピールの特徴
- レチナール(即時効果)、レチノール(持続効果)、レチニール(遅延型効果)の3種類のレチノール誘導体をバランスよく配合することで、肌にレチノイドの効果を持続的にもたらします。
- 肌への刺激が強いレチノイン酸の前段階の物質であるレチノール誘導体をナノカプセル化しています。そのため赤みや刺激、痛みなどが抑えられ、肌トラブルを回避しながら安全に効果を引き出すことが可能です。
- 亜鉛とヒアルロン酸が配合されており、レチノールとの相乗効果により新たなヒアルロン酸の産生を促します。
治療についての注意事項
- 3~4週間に1回、1クール4~6回おこなうとレチノールピールの最も良い効果が得られます。
- 施術4~6時間後にお顔に塗布したピーリング剤を水で洗い流してください。
- 施術2~3日後より赤み、皮むけ、ひりひり感などの反応が7~10日ほど見られます。
- レーザーやRF、ケミカルピーリング、光治療などの他治療は3~4週間の間隔をあけてください。
- ハイドロキノンやレチノール入り化粧品の使用は前後2週間さけてください。
- 施術後はしっかり保湿をおこない、外出時は紫外線対策(日傘や帽子による遮光・日焼け止めクリームの使用)を徹底しておこなってください。
- メイクは翌日から可能です。
- 肌にあわない場合にはかぶれ症状(強いかゆみや赤み、湿疹など)がみられますので、必ず受診してください。
- 治療経過や治療効果には個人差があります。
治療を受けられない方
- 超敏感肌の方
- 単純ヘルペスなど皮膚感染症のある方
- 皮膚炎症状がある方
- 妊婦中や授乳中の方
- レチノール(ビタミンA)のアレルギーがある方
- 18歳未満の方
●治療方法・費用
ベビーピール・ヒップについて
治療について
●このような症状の方にオススメします。 おしりのざらつきや吹き出物、黒ずみが気になる方
●赤ちゃんのような柔らかおしりに。 コウジ酸配合のサリチル酸マクロゴールピーリング『ベビーピール』で赤ちゃんのような柔らかおしりに導きます。
●5~6回の施術で効果がみられます。 2~3週おきに5~6回の施術で効果がみられます。
注意事項
- 日焼け直前直後の方はご利用になれません。
- ケロイド体質、健康状態が思わしくない方、施術部位に外傷や重度の皮膚疾患がある方、妊娠・授乳中の方、ケミカルピーリングで肌トラブルをおこしたことのある方は施術できません。
- ダウンタイムはほとんどありません。施術中の刺激感やかゆみ、部分的な赤みなど軽度な症状がでる場合があります。また体質によっては、かぶれ症状がでる可能性があります。
施術についてのお願い
- 施術1週間前よりピーリングや剃毛、ワックス脱毛はお控えください。
- ご自宅にてボディソープ等でおしり全体を丁寧に手洗いしてからご来院ください。
- 施術中は専用下着を着用していただきます。
- 施術後着用していただくきれいな下着をご持参ください。
- 施術当日はおしりがむれないようストッキングやレギンスなどの着用はお避けいただき、入浴はシャワー浴でお願いします。